7月12日は神楽2公演!!
- 神楽 中野
- 7月24日
- 読了時間: 5分

午前中は子育て支援施設のお祭りに呼んでいただき、国譲りを披露しました!!!

今回、国譲りの奏楽の鼕は、小学生がはりきって頑張りました。
鼓にも初挑戦。
国譲りは、出雲の国をおさめているオオクニヌシのところへ、天の高天原をおさめるアマテラスが出雲の国を譲りなさいと遣いの神を送り出すところから始まります。
遣いの神は、タケミカヅチ。
稲佐の浜に到着して、オオクニヌシに呼びかけます。
オオクニヌシが登場し、タケミカヅチの話を聞き、持っていた広矛を渡して、出雲の国はアマテラスに譲ることを伝えます。
国を譲ったお返しに、オオクニヌシに宮をあたえられるということで、お祝いにお餅まきをします。
さあ!今回は、お餅まきの代わりにお菓子まきですよー!
こどもたち、前にでておいでー(*^_^*)
と言ったら、まあたくさんのお子さんたちがステージ前に集まってくれました😄
餅まきが終り、オオクニヌシが帰ると
ちょっと待った!!!!!
ちょっと待った!!!!!!!
と、オオクニヌシの息子のタケミナカタが登場!!
タケミカヅチとタケミナカタ、名前が似ててまぎらわしい!
タケミナカタは、いやいや、勝手に国を譲ってんじゃないよと
タケミカヅチに力を比べを挑みます。
いざ、力を比べばやと思うなり~!
ここから、大変な盛り上がり!!
2人の神の力比べに子どもたちからたくさんの声援が~♪
途中から岩を使っての力比べ。

タケミナカタ、途中で、岩を持って鼕にからんだり。
岩がステージ下にとんでいき、
子どもがタケミナカタに投げ返します!
タケミナカタが、タケミカヅチにも岩を投げるよう言いますが、
どうにも子どもたちは、タケミカヅチの味方?のようで、
またまたタケミナカタに投げつけます。
これはたまらないタケミナカタ。
ふうふう言いながら、岩はそっちのけで、
両者、ついに剣を持って出ての闘い!
全力でやりのけて、タケミナカタにまいったを言わせたタケミカヅチ。

力比べが終わったかと思いきや、
子どもたちより
「もう終わるの~?」の声。
はい、そうね、まだまだやり足りませんぞ!!!!!
もう一回剣で力比べが始まります!
息切れをしながら(笑)
もう一回合戦をやりとげて
「この国はアマテラスに捧げます」と、タケミナカタは頭をさげます。
国を譲ったタケミナカタに、長野の国をおさめるように言ってタケミカヅチは帰ります。
と、帰ろうと思ったら、まさかの子どもたちからのハイタッチコール!!
タケミカヅチ、子どもたちのハイタッチにまんべんなく応えて帰っていきました(^o^)
最後に、タケミナカタも嬉しきの舞を終えたのち、これまた、子どもたちのハイタッチコールに応えてから悠々と帰って行きました。
観客の皆さんが盛り上がってくれるとですね、舞手も奏楽ものぼせて頑張ろうと思いますのでね、本当に楽しかったです(^o^)
さてさてこの日は、ありがたいことに夜も公演でございました。
夜は、雲南市国際文化交流協会さんの主催で、入間交流センターにて、早稲田大学の留学生さんの前で神楽を披露。
夜は、「八戸」を子どもたちが中心で頑張りました!

アマテラスの弟スサノオが登場!
天降りの剣舞で、観客席から歓声があがります♪
スサノオが斐伊川のほとりを歩いているとどこからか泣き声が・・・。
アシナヅチとその妻のテナヅチ、娘のクシイナタヒメが泣いているのでありました。
理由をたずねると、天が淵に八岐大蛇が住んでいて、毎年人を食べにくるとのこと。今まで8人いた娘が7人食べられてしまって、残る娘も食べられてしまうということで、親子で別れを嘆いているという。
それを聞いたスサノオは、自分がその八岐大蛇を退治してやる。
そして、
もし倒せたら、クシイナタヒメと結婚させてほしいと話します。
姫がくわれるのも悲しいが、
嫁に行くのもさみしい。

テナヅチの娘との別れのシーン。
スサノオに全てをたくし、アシナヅチとテナヅチはその場を去ります。
さてさて、八岐大蛇をどうやって退治するか。
大蛇というのは、酒が好き。
アルコールのきつ~い酒をつくって呑ませて酔わせて眠ったところを退治する作戦です。
スサノオは、酒をつくって、八岐大蛇を待ちます。


上手に酒がつくれたか味見をして、一口で酔っ払って倒れるスサノオ(笑)
しばらくすると、良い匂いにつられてか、八岐大蛇が出てきました。

なにやらあやしい桶。
様子を見る大蛇。

ちょっと一口。

めっちゃうまーい(´д`)
あれよあれよと酒を呑み、スサノオの作戦通り酔っ払って寝る大蛇。
そこへ、颯爽とスサノオが現れ、合戦となります。

合戦でも歓声が!!
皆さまの応援に力がみなぎります💪

大蛇を倒しましたら、尻尾から剣が!!!!!
あの有名な天叢雲剣ですね!
これはあとで、おねえちゃんのアマテラスにおさめます。
嬉しきの舞をおどって

八雲立つ
出雲八重垣妻ごみに
八重垣つくる
その八重垣を~
日本初の和歌(ラブレター)を詠ってめでたし、めでたし♡
神楽の後は、奏楽を体験してもらったり、衣装をさわってもらったり、写真を撮ってもらったりと楽しんでいただけたようです!!


さすがの2公演と暑さでのびてました・・・😅
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